はてな記法でシンタックスハイライト
今回は「はてな記法」モードを用いてはてなブログにソースコードを挿入するにはどのようにすればよいかを模索しました。
前回に引き続き私によるただの練習記録です。
はてな記法一覧
はてなブログで利用できるはてな記法の一覧は次のサイトに紹介されています。
はてな記法一覧 - はてなブログ ヘルプ
コードの挿入(色なし)
まずはてな記法モードで前回挿入したような色がついていないコードはどうすれば出力できるかを調べたところ、>|| ~~ ||<
のように書けばいいようです。
この記法はスーパーpre記法と呼ぶそうです。
>||
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello world!\n");
return 0;
}
||<
↓↓ 実行結果
↓
#include <stdio.h> int main(void) { printf("Hello world!\n"); return 0; }
コードの挿入(シンタックスハイライト)
はてな記法では先ほどのスーパーpre記法>|| ~~ ||<
の一つ目の||
の間に使いたい言語を>|言語名| ~~ ||<
のように明示することでコードに色を自動でつけてくれるようです(シンタックスハイライトといいます)。
今回例として使いまわしているコードはC言語なので、一つ目の||
の間にc
(小文字)と書いてみます。
すると...
>|c|
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello world!\n");
return 0;
}
||<
↓↓ 実行結果
↓
#include <stdio.h> int main(void) { printf("Hello world!\n"); return 0; }
おお!
色合いが少々独特ですが、無色のときよりも見やすくなりましたね。
このシンタックスハイライトはでもできるみたいです。
先ほどのように||
の間にtex
と書けばオーケー。
>|tex|
\begin{equation}
\lim_{n\to\infty} \frac{1}{n} \sum_{k=1}^n f \left( \frac{k}{n} \right) = \int_0^1 f(x) dx
\end{equation}
||<
↓↓ 実行結果
↓
\begin{equation} \lim_{n\to\infty} \frac{1}{n} \sum_{k=1}^n f \left( \frac{k}{n} \right) = \int_0^1 f(x) dx \end{equation}
\begin{equation}
\lim_{n\to\infty} \frac{1}{n} \sum_{k=1}^n f \left( \frac{k}{n} \right) = \int_0^1 f(x) dx
\end{equation}
なんか思ってたのと違う。
余計見づらくなっていないか?(笑)
コードの色合いははてなブログのテーマによって変わるらしい。
デザイン -> カスタマイズ -> {}デザインcss
からCSSを書き加えると独自に色合いを設定できるみたいです。
このサイトなどにその情報が書かれています。
はてなブログでのコードを載せることはおそらく少ないでしょうが、いざ載せようとなったときにこの色の状態で載せるかは少し迷いますね。
ちなみにはてなブログでシンタックスハイライトに対応しているファイル形式の一覧は次のサイトに載っています。
ソースコードを色付けして表示する(シンタックスハイライト) - はてなブログ ヘルプ
はてな記法の感想
見たままモードよりもコードの挿入がしやすい!
はてな記法では>|言語名| ~~ ||<
と書くだけでソースコードを色つきで挿入できました。
見たままモードではHTML編集に切り替えなければならないなど少々面倒でしたが、はてな記法ではキーボードから手を離さずに打てるので便利ですね。
HTMLも挿入できる!
本文では述べませんでしたが、はてな記法では編集画面に直接HTMLコードを記入することができるみたいです。
見たままモードではHTML編集が別のタブにあったため、この点でも作業の効率が上がりそうです。